パンには、たくさんの種類があります。お店に行けば、昔ながらの角型はもちろん、菓子、米粉、ベーグルなど多様に売られていて、消費者の好みや用途に答えられる時代になりました。通販では店頭にはない個性的なものも手に入ります。しかし、「人間の体は食べ物でできている」と言われているように、食品に使われている食品添加物にも注意する必要があります。では、なぜパンに添加物が使用されるかというと、防腐剤のようにカビを防いだり、やわらかい食感を保つためなどの目的です。パンによく使われる添加物の一つに、イーストフードがあります。塩化アンモニウムなど13種類もの添加物から数種掛け合わせて作られる化学物質で、イースト菌にイーストフードを与えると、手作りのようにふんわり焼き上がるからです。しかし、塩化アンモニウムは毒性が強く、大量摂取すると昏睡状態になったり、犬の場合7g前後で1時間以内に死亡してしまいます。さらに、添加物はアトピー症状を悪化させることでも知られています。無添加パンとは、化学物質、イーストフード、乳化剤、防腐剤、着色料、酵素剤、バイタルグルテンのどれも含まないもののことです。寒い季節や忙しい時でも通販で簡単にパンを買えるようになりましたが、買う時には体のためにできるだけ無添加を意識することも大切です。パンもご飯と同様主食の一つですから、摂取量も必然的に多くなるぶん安全なものを選ぶ必要があります。 |
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